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ターミネーターのレビューとネタバレと評価! [洋画SF]

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ターミネーターは基本的に1と2だけ見ておけばOK!だと思っています。

今回はターミネーター1について!

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そもそもこのシリーズを開始したのは、
あのヒットメーカー、ジェームズ・キャメロンです!

ジェームズ・キャメロンが監督と脚本を
両方やっていて、キャメロン監督自身も真偽は定かではないのですが、
「ターミネーター」の前の作品の「殺人魚フライングキラー」が
大ごけしたらしく、その結果のせいで悪夢にうなされた結果、
このターミネーターの設定を夢で見て考え付くことができたそうなのです。

そう考えると、キャメロン監督って本当にすごい映画の
アイディアを考え出していますよね!

まぁ個人的にはそこまで好きな監督ではないですが・・・
なんか一度見ると面白いのですが、それが2回目には
すぐに色あせてしまったように見えるんですよね~。

でも、このターミネーターの1と2は比較的色あせていません!

ストーリーがまず素晴らしいじゃないですか!
1997年(ノストラダムスの年ですね!)8月29日に
スカイネットが人類を脅威と見なし、人間に対して核攻撃開始する!

その日を審判の日としてロボットと人間との戦争が開戦した!

という設定だけでもわくわくするじゃないですか!

しかも、予算がなかったので、
舞台は1984年のロサンゼルスに、未来からターミネーターと
それを追う人間がタイムスリップしてくる!というのも最高でしょう!

なんかこの設定自体にはほとんどお金がかからないわけです!

でも、これだけでわくわくするんですから、
ジェームズ・キャメロンのアイディアってすごいですよね。


そしてこの1は制作費がほとんどほとんどかけられないで
作られたために、極限までそぎ落とされた映画になっています。

だから、余分なものが一切ないため、
SFというよりもハードボイルドな追跡劇のように
面白く映画を見ることができますね。

そうです!第1作目はSFのバックグラウンドを利用した、
尋常じゃない追跡劇なのです!

しかも、その追跡劇の面白さは、
追う側はなんと人間型のロボット、ターミネーターでほぼ無敵!
警察だって敵わないわけです!

そんな無敵のロボットが追跡するのは、
なんと非力な女性でファミレスで働いています。

そんな女性サラに世界の未来がたくされ、
さらにサラを守ろうと未来からやってくるボディーガードは
なんとまた非力な人間なわけです!

どう考えてもターミネーターの有利!

人間側は絶体絶命の連続!

でも、ボディーガードのカイルの機転などが活きて、
何度も訪れる絶体絶命を切り抜けていくのです。

しかも、カイルって結構誠実そうないい男です。
サラに会う前からサラの写真で恋しているような
真っ直ぐな男なわけです。

そりゃあ、カイルを応援してしまいますよね!
しかも、ラストでのカイルの結末でさらにドラマは盛り上がります!

だから、2とは違って、この1では
SFの設定をはらむことによって
これまでの映画にはあり得ない絶望感と緊張感を併せ持った
追跡劇に微妙な人間ドラマが乗っかって
素晴らしい映画となっているように思います。

ラスト、ついにターミネーターが炎に包まれてやられた!と思ったら
その鋼鉄の骨格をあらわにして、さらに追う!という
見る者の想像を超えてくるシーンもあります!

最後まで、ターミネーターの冷酷なまでの追跡は
見る側を相当ハラハラさせますから、
ターミネーター2よりはちゃっちいのですが、
その分、日常に近い映像になっておりそれがリアルですよ~。


あと、この映画で個人的なトラウマになっているシーンがあります。

それはカイルが未来のターミネーターとの戦争を夢見ているシーンです!
(ターミネーター2にも個人的なトラウマなシーンあり)

今見るとちゃっちいのですが、
圧倒的な火力のターミネーター軍が
人間をローラー作戦で根絶やしにしてくような戦場シーンで、
ロボットの戦車のキャタピラが頭蓋骨を踏みつけながら
進んでいくシーンはトラウマです^^;

当時、こんな未来は嫌だ!と心の底から思いました。

ターミネーター1では、SFのシーンなんて
ほぼここだけなのですが、それだけにそのシーンが
際立って見えたのか、またはほかの映画が描いたような
明るい未来のイメージをものの見事に打ち砕いたからか、
とんでもなく鮮烈にそのシーンを「恐い」と感じました。

たぶん、ターミネーターっていう映画を見たら、
そういうトラウマを感じた人いると思うんですがね~。

どうですか?

あと、この作品であのシュワルツェネガーは、
大物になって行ったのです!

しかも当初は、ターミネーター役には
刑事役のランス・ヘンリクセンが候補だったらしく、
2のような一見したら弱そうなキャラを想定していたらしいです。

しかし、シュワルツェネガーに会った
ジェームズ・キャメロンがシュワちゃんを気に入り、
彼こそがターミネーターだ!ということで決定したらしいです。

その際、シュワちゃんはターミネーターについて
いくつかアイディアを出したというので、
その辺もシュワちゃんに決定した要因のようです。

う~ん、それでジェームズ・キャメロンも
アーノルド・シュワルツェネガーも人生が変わるわけですから、
そういうきっかけは本当に重要!ということが
教訓としても伝わる映画だと思います。


こちらが予告のトレイラーです!


英語でも十分その素晴らしさがわかります!

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