SSブログ

アウトレイジの椎名桔平と加瀬亮がすごい!ネタバレとレビュー [邦画アクション]

[スポンサードリンク]


「アウトレイジ」の続編「アウトレイジ・ビヨンド」が公開間近ということで、
前作の「アウトレイジ」も話題になっています!

全員悪人
というキャッチフレーズを出していますが、
一体どういう映画か知っていますか?

outrage.jpg

ぶっちゃけ、メディアであれほど取り上げられるような
行儀がいい映画じゃないです(笑)


特に、前作「アウトレイジ」は本当にひどい映画ですよ!

ただ、「ひどい」というのはここでは
褒め言葉のようなものだと思ってください。
そもそも「アウトレイジ」の前作、
「アキレスと亀」もぼくは見たのですが、
それがもう中途半端で全然面白くなかったんですが、
「アウトレイジ」はその対極で、暴力だけ!
北野武監督が、超吹っ切れた作品だと言えます。


しかも、その暴力というジャンルを
北野武監督しか表現できないようなむちゃくちゃ過激な
他の監督ではありえないシーンの連続です!


「アウトレイジ」のストーリーは、
ある一門内で、やくざの親と子の関係のもつれから
暴力の連鎖を生んでいき、
中間管理職的な、北野武演じる大友組が崩壊していく様を描いています。

「アウトレイジ」公開当時に
北野武監督が語っていたのですが、
この映画はそれぞれの出演者がどうやって死んでいくのかを
まず考えて、それをもとにストーリーを組んでいったらしいです!

死に方をもとにした映画ってすごいんですが、
確かに「アウトレイジ」を見ると、
多種多様なやくざの死にざまを見ることができます。


死にざまはラストにもうこれでもか!って連発するんですが、
たぶん、そのころには割と感覚がマヒしてしまってて、
そこまで痛々しさが感じられないというくらい、
冒頭からバイオレンス全開です。

まず、最初の痛々しいシーンは、
指を詰めるシーンですね。
しかも、カッターナイフで指を詰めるんですよ(笑)

そのシーンは普通の監督なら、
詰められようとしている指なんて映さないじゃないですか。

でも、北野武監督は、ばっちり映します!

暴力シーンは全部ばっちり見ることができるので、
そういうシーンがだめな人は失神ですね。

個人的に、一番しんどかったのは、
やっぱりあの歯医者のシーンですよ。

歯医者にやくざが突入したシーンの看護婦さんのリアクションは
超リアルだった。

その後、検診を受けている人に・・・。

予想通りのバイオレンスシーンで、
口から血を噴出してもカメラはずっとそのシーンを撮り続けますからね。

こういうシーンが連続なので、
後半のラーメン屋のシーンなんて、
北野武じゃなくって、ビートたけしっぽいコントなんですが、
椎名桔平がやってるもんだから凄味が出ています。


ところで、死に様では誰の死にざまが一番ひどかったのか?

やっぱり椎名桔平ですね~。

彼の死にざまは予想ができませんでした。

まさか、そんなやり方で!という。

これはネタバレしない方がいいかも。
ヒントは、車とマスクとロープですね。

結構、椎名桔平は、親分の北野武を慕っていたので、
やくざとしての義理を感じられる男らしさがあって、
ぼくはかっこいいなぁと思っていたので、
生き残ってほしかったのですが、
とんでもない方法で殺されたので落ち込みましたよ。

早朝、埠頭を歩く、殺したやくざたちが超怖かったです。

こんな世界嫌だ~。


あと、凄味を感じたのは、
喫茶店に手りゅう弾を放り込まれた後の
北野武の表情ですね!

すっごいジリジリと武の凄味が感じられる
圧倒的なシーンだと思います。

その前の手りゅう弾を部下に渡す、
三浦友和のけろっとした感じも狂気ですけどね!


と、この映画の見所はその暴力シーンの数々なんですが、
ストーリー自体の結末は、
続編の公開でわかると思うのですが、
三浦友和と加瀬亮だけが生き残ります。

暴力シーンに注目が集まってしまっていますが、
加瀬亮の処世術も見物じゃないかと思います。

どうやってやくざの世界を生き残っていくのか!
インテリやくざです。

そして、昔気質のイケメンやくざの椎名桔平の最期と
重ね合わせることでストーリー自体は重厚に見れるんじゃないかと。

単なる暴力映画じゃなくって、
北野武の部下である加瀬と椎名の二人の男の生き様も
この「アウトレイジ」の見所ですね。


これはだんだん笑えてきますよ!
暴力シーンも編集されているので、
そういうのが苦手な人もOKですよ。


こちらは、
アウトレイジ・ビヨンドの予告編です!
しびれます!


 Sponsored Link


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。