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「鉄男」塚本晋也監督と田口トモロヲ主演の感想とレビュー [邦画SF]

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とうとう塚本晋也監督の「鉄男」を見てしまった!

きっかけは、
「桐島、部活やめるって」を見ていたら、
その劇中で高校の映画部の監督とそのクラスメイトの女子が
一緒に「鉄男」を見るシーンがあったから。


そこで、初めて動く「鉄男」のシーンを見て、
度肝を抜かれ、
もしもこのタイミングで見なかったら
一生「鉄男」を見る機会はないだろうな~と思い、
速攻でレンタルして見てみた。


まず全体としての感想は、
よくわからないけど目が離せない!ということ。

最初のシーンから“やつ”と呼ばれる男が
右足に鉄のねじを組み込んでいるシーンからスタート。

はい、こういうのが苦手な方は見ないほうがいいです。
しっかりと患部が見えますから気を付けましょう。


でも、そのシーンから
気持ち悪いとか気色悪いとか悪趣味とか
いろいろと頭には浮かぶんだけど、
でも、映像からくるパワーが圧倒的だった。


こうじゃなきゃいけないんだよ!という圧倒的な
映像に対する義務感というか使命感が
すんごい伝わってくる。


だから、ストーリーはすべてはよくわからないし、
演出の仕方も予算も1000万円らしく低予算のためレトロだったりするけど、
それを上回って余りあるほどの
圧倒的な映像感覚が凄まじい!


ちなみに、ストーリーは
サラリーマンで恋人を持つ男の体が
次第に鉄に侵されていくという内容。

そして、最後は悪魔のような形で登場する“やつ”と呼ばれる存在と
なにやら悶えながら戦う!という映画。


しかも、サラリーマンが最初
ただ闇雲に追跡されて鉄になっていくのが
かわいそうな感じがするんだけど、
その原因がすべてわかると、
その発端も人間の欲望や醜さから来ているので、
もう根本からいって、救いようがない映画ではある。


だから、この映画っていうのは
本当にシンプルに男がいかにして
鉄と同化していくのか?を見続ける映画だと思った。

そこの描き方がすさまじいから、
これだけの評価を得て、
多くの人に見られているんだろうなぁ。

映像から伝わってくるパワーが半端ないので、
見ているこっちも70分くらいの映画なんだけど
見終わったらへとへと。


はまるかはまらないかは、
見てみないとわからない気がします。


決して、恋人とは見ないことをおすすめします!

あと、サラリーマン役では、
若い田口トモロヲさんが出ているよ!

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Lupita

Aw, this was an extremely nice post. Taking a few minutes
and actual effort to produce a great article… but what can I say… I procrastinate a lot and don't seem to get nearly anything done.
by Lupita (2019-11-30 02:18) 

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